こさむ

眠りの地のこさむのネタバレレビュー・内容・結末

眠りの地(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

実話を基にした映画。
葬儀社のオーナーであるオキーフは巨大企業を牛耳るローウェンと契約を締結。
しかしローウェンは契約の穴をくぐり、ロキーフは家業存続の危機に立たされる。
手段を選べなくなったオキーフ達は、負け知らずの成金弁護士であるウィリー・ゲイリーを説得し味方につける。
依頼人と弁護人、金で繋がった関係だったが、両者の間に徐々に友情が芽生えていく。

難しい用語がほとんど出ずエンタメに振り切った法廷映画。
陪審員から好印象を得るための法廷バトルは単純に面白かった。
ローウェイグループは崩壊し、オキーフ葬儀社は慈善団体を設立。
正義が勝つシナリオは創作のように出来すぎていて気持ちがいい。
その後オキーフとゲイリーの友情が続いていたことも分かる、爽やかなラスト。

しかしこの話の中で本当に優秀だったのはゲイリーではなくハルだったのだが、ハルのその後について触れられてないのが気になるところ。
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