このレビューはネタバレを含みます
★作曲家として有名な菅野祐悟の初監督作は、50分ちょっとの短い上映時間で身構えずに観れる点も良く、エンディング曲が印象的な父と娘、そして母親の物語
★竹中直人の父親役は、こんな人いたら素敵だなと思ってしまうほどの演技は流石で、序盤の娘とデートしながら何気ない会話から、アルツハイマーで娘がわからなくなってしまった状態で娘と病室で交わされる終盤のシーンの対比はグッとくる
【余談】
上映後の舞台挨拶でドラマと映画の違いを知って驚いた。
ちなみに、ドラマは1話と2話くらいの脚本から
楽しい曲や悲しい曲などを30曲ほど制作して、それを編集に渡してドラマのシーンに当てはめていって、作曲者もドラマが放送されてからどこにどの曲が使われているかを知る。映画はそれぞれのシーンに合わせて作曲をしていく、というもの。
あと生の菅野祐悟監督はオーラが凄かった(笑)