ひっさびさにホラー映画ファンを心底喜ばせてくれる素晴らしい作品を観ることができた！「ホステル」のイーライ・ロス監督が、タランティーノの「グラインドハウス」作中の実在しない映画のフェイク予告として昔作ったものを長編ホラー映画に仕上げたという（ファン待望の？）作品。元のトレーラーは敢えて、いかにも70年代に沢山あったチープなB級ホラー映画、という雰囲気なのだけれど、そこに出ている恐怖シーンをそっくりそのまま本作で再現しつつ、現代らしさも盛り込んだストーリーに仕立てているのはいやはやお見事としか言いようがない！最近の映画にしてはなかなか攻めたグロ惨殺シーン満載、イーライ・ロスのホラー映画への愛情とワクワク感？が溢れ出していて、こちらも怖がるというよりもはや興奮で大盛り上がりしてしまった。
冒頭のカメラワークや最後の終わり方も、正しいホラー映画のお約束？というパターンでとても良かった！最高！
