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秋刀魚の味 デジタル修復版のmのレビュー・感想・評価

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なんかもう、凄すぎる。凄すぎて、言葉にしてはいけない気がする。が、それは他ならぬ私自身が許せないので、また今度、まとまった時間がとれるようになってから、じっくりと思いを巡らせてみることにする。

メモ:
内田樹が小津と戦争について言及したことがあった。小津は「戦後の映画の中では、戦争についての宥和的なコメントには、つねにそれを否定する台詞をかぶせた」と。本作にもたしかにそのような場面がみられる。「戦後の小津は自分のそういう優しさや楽観主義が結果的には『つまらん奴』や『バカな野郎』が国を誤ることを許したのかも知れないと考えるようになった」との記述もあるが、その点を私自身はどのように考えるか。戦争に関する言及以外から見えてくるものはないか。
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