まきゃまてぃ

恐解釈 桃太郎のまきゃまてぃのレビュー・感想・評価

恐解釈 桃太郎(2023年製作の映画)
2.5
油揚げはちぎってぽいっ!(ぱくぱく)

タイトルの延長で内容まで予測して臨むと、全然違うじゃん!となる、作品。

多分、冒頭の展開的に、タイトルでの予測を想定してのミスリードを狙った感があるけれど、スイッチ系とは言い難いほど、サイプライズの点が弱かった印象。…あらすじに目を通してから映画を観た自分としては、「桃娘と三人のお供」な内容が始まるまでが、少し長すぎたかなと。

それでも、映画自体は面白く観られなかったわけではなく、内容以上に設定勝ちで、怪談や都市伝説から由来する怪異のハイブリッドがお供になるというのは、ど直球で好みにはまりました。それだけに始動が遅く、いざ活躍の場!という展開も足早に過ぎてしまったのが、なんとも物足りなく、消化不良でした。だからこそ、この設定を保ったまま続編が出るのなら、ぜひ楽しみに待ちたいところ。



ほぼコメディだったものの、「見えてますよ」は構図も合わせて怖すぎる…。