グリーンツー

劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血のグリーンツーのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

所謂「即興劇」、英語だと「エチュード」。

中国がルーツのスタイルらしいけど、なかなか楽しかった。言われないとアドリブだと分からない。役者の演技力、そしてチームワークが高くないと成立しないし、ストーリーよりもそっちが気になる。

劇団ひとりが探偵役で主人公なんだけど、あまりそんな感じはしなかった。ちゃんと台本があれば、謎解きのシーンでは主役になれたのに。そのあたりは高橋克典や八嶋智人に喰われた感じ。文字通り「役者」が違った。

舞台劇だったらもっと緊張感があったんだろうなと思う。

また、この作品はエンドロールが一番面白かった。その意味ではジャッキー・チェンの作品に通じるものがある。

最後に、この作品で剛力彩芽が「出演」扱い。しかも劇団ひとりの次に名前が出るのはどうかと思った。