にっきい

劇場版 マーダー★ミステリー 探偵・斑目瑞男の事件簿 鬼灯村伝説 呪いの血のにっきいのレビュー・感想・評価

2.5
三つ首祭りの話し。
これって各演者が自分の演じるキャラクターの設定だけ知らされてて、他の演者と会話しながら謎を解いていく即興芝居でした。
シナリオが無いので面白いか面白く無いかは演者の演技力にかかってる。
そこにプロの役者では無い人混ぜるなんて、なんたる暴挙。
本来なら誰が犯人か分からない疑心暗鬼の中、腹の探り合いで緊張感ある会話劇になるはずが、もうぐだぐだ。
困った時には大声出して誤魔化そうとしてばっかり。
自信が無い人は発言しないし、会話の辻褄が合わないし、小道具も無理やり感あるし。
フグ毒やトリカブト毒の瓶詰めが出てくるけど、そんなの売ってるのか?
全員が怪しく思えるように設定が有るんだけど、それもあまり活かされてるようには思えなかったし。
即興芝居なのでセリフかみかみだったり、変な言い回しになったりする事が有るんだけど、変な言い回しにやたらとツッコむ人がいて、周りの人が「そこ?」って言ってる声が入っちゃってました。
よしもと新喜劇のアキさん主催の『台本のない新喜劇』も、設定と配役だけ決めてアドリブで新喜劇されるんですが、アクシデントを笑いに出来るから面白い。
対して今作はアクシデントは単に辻褄が合わないだけになってしまうからつまらない。
シナリオ無い筈なのに舞台を移動したりしてるのは何故?
少なくとも流れを決める誰かがいるって事か?

この日朝出町柳で1本映画観てから、桂川に移動して3本観たんですが、京都駅から丁度停まってた電車に乗ったら新快速でした。
桂川駅に停まらないどころか、次に停まるのは5駅も先。
到着1分後に折り返しの電車に乗れば間に合うんですが、初めての駅なのでもたついてる内に乗り遅れ。
結局次の電車で戻ったので冒頭数分見逃しちゃいました。
京都駅からたった2駅の場所に行くのに、のべ12駅も移動する事に。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年2月17日
鑑賞回:17:55〜19:50
劇場名:イオンシネマ京都桂川
座席情報:Screen10 J-5
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:103分
備考:ハッピー55
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