自己愛と自己都合に狂気を纏わせた性悪でアイドル信奉の主人公像の尖り!
自己都合に支配されての険悪、孤立、絶望は多くの人が経験するだけにそれを誇張して見せられるとドッと冷や汗が出る。
嫌いな人と仕事してる時の感覚と似てる。
冒頭から崩壊に進むのがわかるのがキツくて良い
公式の文言に"狂気"がある事からそういう風に作ってんだろうけど謀略に巻き込まれるメンバーが不憫すぎる。
平和な少女の日常が壊れてゆく様子はアイドルを好きでいた経験がある立場からするとトラウマもの。
作品としては面白かったです。
個人的には終盤のきれいなまとめ方はあまり好みではないかな
夢のグロテスクな面をクローズアップしながら、至極きれいなところに着地するのは少し、ね。
青春ものとしての形を整えるにはああするしかなかったのかもですが。
ちなみに原作未読です。違いはあるのかしら