HiromiA

コーヒーはホワイトでのHiromiAのレビュー・感想・評価

コーヒーはホワイトで(2024年製作の映画)
3.3
後に残らない。とんでもない犯行と、ご都合主義的な推理、そして解決方法。加藤小夏を主演にするのはいいとして、白いロリータファッションに身を包み、適当な推理と下手なアクションで円満解決の似非ミステリーではいけない。探偵業というのは基本は人探しなんだと思う。シャーロック・ホームズが警察捜査の補完をしたことから探偵は刑事と同様の仕事をするって思われちゃってるんじゃないかなあ。今回モナコが解決した事件は、本来なら警察が介入すべき事件だし、特に殺人事件に至っては警察の捜査妨害になっていたんじゃないのかなあ。ということで設定からして突飛だったし加藤小夏の魅力が全開だったとも思えず残念な作品だった。ただホワイトコーヒーというのが、オーストラリアのミルクコーヒーではなく、焙煎しても黒くならない豆を用いた白色半透明のコーヒーということで一度は味わってみたいものだと思った。
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