透明なテント

プラットホームの透明なテントのレビュー・感想・評価

プラットホーム(2000年製作の映画)
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群像劇。
カットの曖昧さやみんな服装と顔が似ているから誰がいつのなにを話しているのか複雑で困惑してしまう。
けれど目を見張るようなショットがいくつもあり、その度に集中力が上がり最後まで見れた。
万里の長城の下の空き地でいつ出てきたかわからない炎、集団から離れる男をロングショットでパンして追ったらタバコに火をつけたあと川岸の湿った大地に火をつけて焚き火のように燃え盛る幻想的なカット。その後の部屋のシーンのライティングもカッコよかった。