このレビューはネタバレを含みます
ド真ん中ド直球に好き！！！って言えるやつが1番強いな。好きは無敵って。
「両想いになると消える」の設定がちゃんと説明されてビックリした。不思議設定で放置されるかと思ってたので。人間の記憶っていい加減だもんな。でも、「甲野じゅん」だからじゃなくてちゃんとみんな好きで、だからこそ消しちゃったんだなって安心した。メンタル最強にみえるりのもそんなこと無かったから消しちゃってたし、迎えにいきたくない日もあったんだろうな。それでも好きだから、好きだよって伝え続けたりのは本当に強い。溜まっていく手紙と重なる同じやり取り、本当に良かった。
「明日も健やかにね」大好きなセリフ。
階段での弾き語りも大泣き。ここの見上愛マジで良すぎる。階段も「消えないで……」ってりのと一緒に大泣き。キービジュになってるシーンが本当に名シーンだとこんなに嬉しいんだ。
病室のお花は、小さい頃の記憶はあるからなのかと思ったけど交通事故の時の再発なら小さいあの時のじゅんくんも覚えてないのかもしれない。でも確かにあのじゅんくんと同一人物だからこそのお花なんだよね。
恋に全力で向き合うりのをずっと隣で見ていてくれた田中もほんっっっとイイ奴。イイ奴、すぎる。幸せになってね。猪突猛進なりのに相手のことも考えろとか、甘いよって言ってくれる人が周りにいるのも良かったし、私にも刺さった。でもやっぱり後先考えてなんかいられない、今、目の前の好きを大切にしちゃいたいって思う。好きってちゃんと言いたいよね。
たまに挟まるちょっと力の抜けた生っぽいやり取りがすごく好きで、松居監督作品だ〜って思った。オールナイトで作品の変さの話をしてたけど私はその変なとこが大好きだからフェニックスみたいなのもまたみたいです。
