ジョー

不死身ラヴァーズのジョーのレビュー・感想・評価

不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)
2.0
監督 松居大悟

サークルの親友経由でエキストラで参加して、まさかエンドクレジットにがっつり載って、そのあとの前田敦子の名前は申し訳なさもあった。ちなみに本当に一瞬の背中しか映ってない。5月13日の舞台挨拶で見上愛さんを見れてうれしかった。とんでもない美貌の持ち主。

それでは感想。残念ながら、こんな駄作久しぶりに観た。酷評したいところが多すぎるほど。カメラワークはひどくて、どのショットも本番当日考えみたいで、インパクトは薄いし何の効果もない。要らないインサートは映画リズムを作るどころかただの間が抜ける。赤いカバをなめるカットは逆に気になってしまう。レンズの歪みもカメラ触ったことある人からすると、商業映画でどれだけ安いレンズをつかってるのかとつっこみたい。ひどすぎて途中目を覆った。少女漫画原作でしょうがいのはあると思うのだが、思ったことを全部口にしてそれも大げさにするから共感性羞恥が襲い掛かる。

箇条書きにする。
・アイスクリーム溶ける→要らない。転調が早い映画なのに要らない。
・りのと前田敦子の公園会話→カバのなめのショット謎。逆に気になる
・ギター弾く少年の鏡越し→フォーカス送りの焦点距離の歪みひどい。安いレンズ使いすぎ
・りののキャラクター→最初は一生懸命な人柄で応援したくなるのかと思ったら、妄想強すぎる人物でただの痛い人。どちらかというと嫌いになった。
・こうの君の病気→病気の扱いが雑で、軽蔑した。ここまで描くことはできないのかもしれないが。
・りのが駅での弾き語り→歌うなら駅のホームじゃなくて公園か、ベンチで歌う。一生懸命ではなくわがままな人にりのが見えた
・りのの衣装→りのだけかわいい衣装で、浮いて見える。ここは田舎なのか都会なのかもわからない
・ラスト→舞台挨拶で観客にゆだねる感じを監督の口から言ってしまうのは、いい案が思いつかなかったからこうしましたって感じがある。

良かったのは、
見上愛の演技と美貌、衣装です。
ジョー

ジョー