No1

サンザシの樹の下でのNo1のレビュー・感想・評価

サンザシの樹の下で(2010年製作の映画)
3.0
2024年1作目。

去年は過去最高の152作品を鑑賞出来ました。ありがとうございます。

今年は多分100も観れないとは思うけど、週1ペースは目指したいなぁ。

primeのオススメに出てきたこちら、作品名もジャケットの雰囲気もアマプラレビューも踏まえ気になっていた作品で、見放題残り6日ですなんて言われると、まんまと誘導されてしまう。

1970年代初頭の中国、町の貧しい女子高校生と誠実な青年の恋愛がベースに、事実に基づいて淡々と進んでいく。
劇中の歌で毛沢東政権の強い洗脳を感じて少し怖かった。とはいえ世界中あらゆる国でこうなっていたし、日本でも終戦までは似たような感じだった。

作品としては、淡々としすぎていて引き込まれることがなく、終始客観的に観ていた。ストーリーも各人物の言動も理解出来たし、映像としては美しかったし、主人公たちは魅力的ではあったが、ラストシーンで泣くには至らなかった。
作品全体のトーンも影響したのか、余韻はなんだか切ない気持ちになった。
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