RumNekko

ラスト・リペア・ショップのRumNekkoのレビュー・感想・評価

ラスト・リペア・ショップ(2023年製作の映画)
3.8
アカデミー賞短編ドキュメンタリー映画賞受賞作。
ロサンゼルスで楽器の修理をする職人たちの楽器との出会いを綴った40分の作品。

思い切ってカミングアウトし死なずに自分を受け入れることにした弦楽器職人。
貧しくて買ってはもらえなかったが学校にスーザフォン(マーチングバンド用の軽いチューバ)があった金管楽器職人。
古物市で20ドルのフィドル(バイオリン)を買ってもらい後にバンドを組み、トム・パーカー大佐と出会いプレスリーの公演に出演したこともある職人。
‥ 一人ひとりの職人に物語がある。

ダンサーを目指す一人ひとりの物語、ミュージカル『コーラスライン』のような内容だった。

中学の時ギターを買ってもらった。趣味だが今でも弾いている。それがなければ2割減の人生だったかも。
楽器の力は凄い。人生を豊かにする。そんな良きドキュメンタリー。
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