明の時代、悪名⾼き盗賊団の⾸領が地域を治める総督によって逮捕された。盗賊団は、役⼈である総督の息⼦、張歩⻘を⼈質に取り、⾸領との交換を要求する。総督はその要求を拒絶し、“⾦燕⼦”の名で世に知られる武芸の達⼈である⾃らの娘、張煕燕(チェン・ペイペイ)に、兄の奪還を命じる。やがて⾦燕⼦は単⾝、盗賊団の⽛城に乗り込み賊の⼀味を倒していくが、盗賊団の副⾸領、⽟⾯⻁の扇⼦から放たれた毒針を肩に受けてしまう。その危機を救ったのは孤児たちを連れて宿で歌を歌って稼いでいた“酔猫”と呼ばれる酔っ払いだった。だが、その“酔猫”こそ、伝説の武芸者“酔侠”だった…。