こさむ

ロードハウス/孤独の街のこさむのレビュー・感想・評価

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)
4.2
筋肉モリモリマッチョマンの変態乱闘ゴキゲン映画。
基本的にはおだやかだけど、程々にバイオレンス。コメディかもしれない楽しい喧嘩アクション。
頼れる用心棒なジェイク・ギレンホールを見るための映画。

元格闘家のダルトンは温厚な性格だが、キレたり闘争心に火がつくと手がつけられなくなる男。
仕上がった筋肉を持ち、ワケアリな過去を持つダルトンをジェイク・ギレンホールが演じる。筋肉の説得力が凄い。
ダルトンはある試合が原因で格闘技の世界から追い出された。
その後、田舎の海小屋で用心棒として雇われるが、その地域で幅を利かせている地上げ屋(?)のブロントに目をつけられる。
ブロントとその親父は、ロックスというイカれた狂犬を雇い、ダルトンが働く海小屋に送り込む。

海小屋を軸に、狂気的でシュールな喧嘩と殺し合いが始まる。
夜の場面がほとんどなく、明るい場面で肉弾戦によってブッ殺し合うので気が滅入らない。
海を走るボートの上で繰り広げられるケンカも見もの。

ジェイクギレンホールはバットマン役をやりたがってるというが、本当に見てみたいなあと思わせるタフガイぶりだった。
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