ファーストショットから好きになる予感はあったが、それを裏切らない作品だった。
コメディとシリアスのバランスが心地よいし、ロケーションも最高(贔屓目)。
結局車内が合成感丸出しだったのはよくわからなかったが、アントワーヌの合成感は好みだった。それと溝口の心情もよくわからなかったが、まあシドニーの話ということで。
勝手に窓が開いたり、弁当が食べられてたりと、アントワーヌが本当は現実に干渉できるのではと思ったのだが、どうなんだろうか。
とはいえこの上映時間でも少し長さを感じたし、観終わってしばらく経った今ではあまり印象に残っていない。