ブギーマンことマイケル・マイヤーズの殺戮を描くスラッシャーホラーシリーズのロブ・ゾンビによるリブートの続編。
旧作の二作目同様に前作の直後から始まり、再び惨劇の幕が上がる物語です。
前作でマイケルの幼少期をじっくり描いた流れを引き継ぎ、今作でも幻覚などでその内面を描写しようと試みています。
しかしその演出が監督の自己満足に陥りかなり邪魔くさいものになっており、ブギーマンを凡庸な殺人鬼へと魅力減退させている気がしました。
残虐シーンは前作を上回ることなく物足りなかったですし、ルーミス医師を危ない目つきのマルコム・マクダウェルに演じさせながらキャラとして活きていないのももったいなかったです。
