続カリート

Post Apocalyptic Desolation(原題)の続カリートのレビュー・感想・評価

2.7
世界が崩壊し改造人間が蔓延る近未来を一人の男が懸命に生きる短編ゴア🇷🇺


監督は「ゾンビインフェクション」のアレックス・ウェスリー

20分弱のランタイムながらウェスリーらしいストーリーの作り込み✍️
しっかりオチをつけ1本の作品として楽しめるのは毎度のことながら本作は特にストーリー重視。
前半は主人公が廃墟を散歩しながら音声日誌を収録する映像がタラタラ流れる。
しかし終盤に差し掛かるとサイボーグミュータント登場。
ここからSF、ゲーミング要素の入り混じったカオスな展開へ突入していきます。

登場するミュータントは常連さん揃い🤘
「ゾンビインフェクション」「Freak in The Basement」で使用したマスクをそのまま使用しており馴染みあるキャラが見れて嬉しい。
一体一体魔改造が施されているのも見所。
謎にアーマー、ヘルスが表示されたミュータント視点が挿入されてるのも面白い。

残念ながらグロ描写は不発🫀
今回のテーマがサイバーと言うこともあり赤スライムを使ったグチャドロ描写は封印。
乾燥した死体プロップを用いて世紀末感を演出はいるが何時ものアングラ感はなかった。
ただ終盤で登場するミュータント製造工場はカオスな仕上がりで好き。
続カリート

続カリート