このレビューはネタバレを含みます
こういうのでいいんだよってかんじの映画だった。
素敵な家族、美人な奥さんがいながらももっといい生活をする為にと仕事第1な主人公マイケル。どこか生き急ぐ彼はひょんなことから「万能リモコン」を手に入れる……
マイケルの気持ちめっちゃわかる。自分が幼少期家が裕福ではなかったから、子供たちや家族を幸せにするために仕事をしなければ、昇進しなければと焦る気持ち。それがいつの間にか手段ではなく目的に変わっていってしまってて、1番大事だった家族と距離ができ、自分が求めていた理想像とはどんどんかけはなれて行ってしまう。
生き急ぐんじゃなく、今を生きる。
先の幸せじゃなく、今の幸せを。というメッセージがひしひしと伝わってくる。
生きていれば嫌なことも辛いことも、泣いてしまうようなこともいっぱいあるけれど、そんなものでさえ、人生の1部であって欠かせないものの一欠片。それに気付くことができれば、きっとまたひとつ幸せを得ることができるのかもしれない。
世にも奇妙な物語とかでありそうな話だったなあ〜、、、
それにしてもケイト・ベッキンセイルめっちゃ可愛い…そら死の天使も惚れますわ……
今の幸せを見落とさずに日々に感謝と愛してると言いたくなるような映画でした。