トルーマンバロウズ

昆虫怪獣の襲来のトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

昆虫怪獣の襲来(1958年製作の映画)
2.9
ある日、宇宙空間での動物の体への影響を実験するためにスズメバチを乗せたロケットが宇宙に向けて発射された。
しかし無事宇宙空間にたどり着いたロケットは地球への帰還中に軌道を外れてアフリカ大陸に墜落してしまった。
それからというものアフリカで巨大生物を目撃したという噂が広がり・・・・。

実験の影響で巨大化してしまったスズメバチが人々に襲いかかるB級モンスターホラー映画。
巨大なスズメバチ怪獣の特撮はストップモーションと巨大な模型で表現されており、ストップモーションはわりと平凡な出来だったが模型に関してはなかなか迫力のある巨大な出来で怪獣らしさが感じられて個人的にはすごく感心した。
また目的地に向けてアフリカのサバンナを主人公たちが旅するというロードムービー的な要素も入っていてアドベンチャー映画としても楽しめる出来になっていたのはよかった。
ややラストの展開が伏線を張っていたとはいえあっさりしていたのは残念だったが、全体的に暇つぶし程度にはなるレトロな作品だった。