ミルコ

シャイニングのミルコのレビュー・感想・評価

シャイニング(1980年製作の映画)
3.9
2回目の視聴。
初めて見たのはいつかも忘れたし、内容もはっきり覚えていない。
覚えているのはバスルームに斧振り回しながら入ってきたジャック・ニコルソンが怖すぎたこと!

山の上のホテル「オーバールックホテル」に冬の間管理人として住み込むことになった3人家族。
父は作家であるトランスことジャック・ニコルソン。
雪の中孤立するホテルが創作活動はうってつけと仕事を引き受けてしまうが、
このホテルには悪霊が住み着き、自分自身がじわじわと憑りつかれていく。
ターゲットとなるのが、自分の息子であるダニー。
彼には超能力のような不思議な力(シャイニング)があり、邪悪な霊が彼を殺そうと動き出す。

スタンリー・キューブリックのこの作品。
めちゃ怖いです。
そしてキャストが最高。
この3人以外あり得ないのと思えるほどはまっていました。

ジャック・ニコルソンにとってこんな狂気満ちた役はお手のもの。
彼のような役者さんはいまだ現れませんな~。
妻ウェンディを演じるシェリー・デュバルの恐怖に満ちた表情、あれは演技ではなく本当に怖がってるね。
ダニーは5000人の中からオーディションで選ばれたそうだけどとても可愛い男の子。
演技とは思えない自然な表情で、可愛いダニーとトニーに乗っ取られたダニー、どちらも上手く演じ分けていた。
ちなみにこの子他の作品にはほとんど出ていないらしく、いまは大学教授だとか。

舞台となるホテルの内装はどこかで見たことあると思ったら、ヨセミテ国立公園の中にある(元アワニーホテル)ということでした。
あのクラッシックな雰囲気、ホラーにぴったりですな。

音楽というか効果音も絶妙でつい後ろを振り返りたくなります。
REDRAM REDRAM ぎゃー!

続編があるようなので、観てみます。
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