tunic

アパッチ砦・ブロンクスのtunicのレビュー・感想・評価

アパッチ砦・ブロンクス(1981年製作の映画)
5.0
犯人を追って走れば息があがっちゃうような年頃のポール・ニューマン。署長の強引な施策に反対しながらも公務員だからかたちだけは従ったり、彼女がドラッグに手を出してること知りながら黙認しようとしたり、同僚の悪事を見過ごせないけど密告はしたくないと悩んだり…ベテラン警官だというのにマッチョな組織に染まりきらず、ちょっと心が弱くて全然かっこよくないところがいい。撮影もわりと淡々としていて引きの絵が多く、ポール・ニューマンでさえもブロンクスにひしめく有象無象の一人、というニュアンスで撮られているところもよかった。
tunic

tunic