冒頭の台詞「あそこが原点さ。何かが始まる予感で、全世界があのパブになったような気がした。」でワールズエンドきたと思いましたよ。全然そんな話じゃなかったんですけどね。
マーティン・フリーマンの手がすげー小さいとか本筋に関係ないところばかり気になる映画。
彼女とマンネリ気味な主人公の夢に出てくる理想の女性ペネロペ・クルスが現実世界にも現れて云々かんぬん。
唇が全く動かないのにテロップとテレパシーで言葉が伝わったかと思ったら、今度はひたすら「for you」と連呼したり(それだけでエロい)なかなか奇抜な夢の描写が良いと思ったらどんどん失速し、唐突にかなり平凡な着地を見せて終わった。
平凡な着地であっても起承転結があればいいけれど、あることが起こってそれに対してキャラクタがどう反応するのか見たいと思った時に終わるのでどう受け止めていいのか。
このクソ邦題を考えた奴は出て来い。強いて言うなら『恋愛下手になるために』だろう。