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間違えられた男の913のレビュー・感想・評価

間違えられた男(1956年製作の映画)
3.4
「元祖それでもボクはやってない」

あのサスペンスの巨匠ヒッチコック監督作品。1956年公開だから白黒。「間違えられた男」っていうなんのひねりもないシンプルな邦題が味がある。

ミュージックのマニーは金を借りようと保険会社に来たらその前に保険会社に来たという強盗に間違えられ逮捕されてしまう。

無実なのに捕まってしまうという「それでもボクはやってない」の先駆け的な作品。しかもあっちもだけどこっちも実話なのがすごい。そしてこれも濡れ衣を晴らす為に犯人を探すやつかと思ってたけど思ってた以上に裁判映画だった。だから真犯人と対決してほしかったなぁと思うところ。ま、事実を基にしてるならそんな事はなかったんだろうが、それにしてもそこは盛ってよかったんじゃないのかね。
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