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学校の怪談のののレビュー・感想・評価

学校の怪談(1995年製作の映画)
3.6
妹を探すために少年少女と頼りなさげな教師が取り壊される予定の不気味な旧校舎へと足を踏み入れるジュブナイル・ホラー作品。

旧校舎という舞台設定に加え、少し突飛な超能力や霊能力が混ざるのが心の少年がとてもワクワクするホラーで最高だった。
子供心がわかって大人のようにパワーのある存在としてヤンキー達が子供の手助けをしてくれるのが良い塩梅。

昔から学校にいる謎の大人「用務員」が恐怖の対象として描かれるのはあるあるなのだと感じた。
そんな用務員が変化するインフェルノの造形に力が入りすぎている。
子供の恐怖の許容範囲を逸脱するくらい恐ろしいのが凄い。
尺度がわかっていない一作目だからこそのデザインなのかもしれない。
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