わしかずまの中の人

12モンキーズのわしかずまの中の人のレビュー・感想・評価

12モンキーズ(1995年製作の映画)
4.0

【あらすじ】
2035年、人類はウイルスによって99%が死滅し、生き残った人類も地下に住むことを余儀なくされていた。
主人公のジェームズ・コールは、そんな未来からタイムスリップしてくる。
その目的は、ウイルスを散布したとされる「12モンキーズ」を探し、ワクチン製造に必要なウイルスの原株を入手するためだった。



👇以下、ネタバレ含みます👇



【所感】
コロナ禍にふさわしい?SF映画。
この度の社会情勢で、パンデミック系の映画がいくつか話題になりましたが、その中でも難解なカルト映画でおなじみの今作。
難解なSF映画って、結構とっつきにくい作品が多い印象ですが、今作は意外とそんなでもないんだよね 。
やっぱり、コロナの影響で結構身近に感じるテーマだからだろうか🤔

個人的には、重要人物であるジェフリーのイカレ具合が素晴らしい。
12モンキーズっていう名前にも合ってる気がする。
そして、ちょいちょい流れるBGMが古畑任三郎っぽいのは草。
いや、こっちが先なのか。と思って調べたら、微妙に古畑任三郎の方が古かった。
田村正和の方が一枚上手だったというわけだ。

解釈の分かれるラストシーン。
てか、二人とも見事な変装だな。
髪の毛フサフサのブルース・ウィリス🤩
ちょい役かつ、思わせぶりな役柄のジョーンズは、”ジェームズが失敗したときの保険”だと思っています。
ラストももちろんだけど、他のシーンもいろいろな解釈ができる場面があったり、伏線も細かくて、一度じゃ拾いきれないなぁ。
そのうちもう一回観よう😌

【まとめ】
同じブルース・ウィリス主演のルーパーはもちろんそうだけど、ターミネーター3も、恐らく本作を参考にして作ったんだろうなぁ。
そういう意味では、ターミネーター3は12モンキーズ2とも呼べるのか。
う~ん、数字がいっぱい出てきてごっちゃになってきた🙄