レッドキング

ULTRAMANのレッドキングのレビュー・感想・評価

ULTRAMAN(2004年製作の映画)
3.2
初代ウルトラマンの第一話を踏襲した劇場版。
のちに本作がテレビシリーズ『ウルトラマンネクサス』につながる。

青い光と赤い光、銀色の流星などオリジナル作品にしっかりオマージュは捧げつつ
内容はシリアスだし、かなりハード路線。
のちのウルトラマンネクサスもウルトラシリーズの中ではかなりハード路線で、
怪獣のデザインもコミカルな要素は一切なく
どちらかというと『エイリアン』や『プレデター』のようなクリーチャー然としていたのを覚えています。
内容がシリアスすぎただけに、半ば打ち切り感もあったように終わってしまったのを記憶があります。
それでも大人からの支持がネクサスは多かったことを考えると、監督がやりたかったことはわかる気もする。

DVDを買って鑑賞したのですが、作品本編よりもメイキングを観て『買ってよかった!』と感じました。
CGと特撮の圧倒的な違いは「そこに実際にあるか、ないか」という点だと思いますが
脈々と受け継がれてきた特撮というものがどう引き継がれてきたのを垣間見れただけでも満足です。

遠山景織子さん、どうしても自分は『笑う犬の冒険』に出てたイメージが強くて
マジメに演技してるのがしっくりきませんでした笑
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