水

ラヴ・ストリームスの水のネタバレレビュー・内容・結末

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・カサヴェテスについてなんっにも知らずに見たんだけど、まさか『ローズマリーの赤ちゃん』の夫役の人だったなんて。

映像がよすぎる。特に夢の部分はどれも素晴らしかった。プールに飛び込むところなんて最高だ。
だけどストーリー全体としては全くわたしの好みじゃなくてむしろ退屈に感じる時間のほうが長かった。マジで3時間くらいに感じる。
家族に愛を与えすぎて愛に飢えている姉と、そんな姉からの愛に飢えている弟。
全て馬鹿らしいことに思える。

サラに嫌悪を感じて仕方がない。勝手に愛の見返りを求めて、相手のために動くフリして自分のことを1番に思ってる。あなたには赤ちゃんが必要よ、みたいなこと言ってたけど、新たな愛でる対象が欲しくてたまらなかったのはサラの方だ。

たまたまトークショーがついている上映回を見たおかげで、カサヴェテスについて少し知ることができた。知った後で映画を思い返すと、少し面白く思えてきたけれど、わたしが彼を理解するにはまだまだ時間がかかると思う。
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