あかね

スサーナのあかねのレビュー・感想・評価

スサーナ(1950年製作の映画)
5.0
やっぱり断トツブニュエルがすき!!
死ぬほど面白かった今作!!
ブニュエル、メキシコ時代4作品目🙆‍♀️💓
メキシコ時代の作品はかなり優秀と
言われてるので期待通りだった!!

公開から僅か10日間で打ち切られ
当時は結果を残せず...
時代的に内容に賛否が。
私的には、公開当初いきたかった
最強レベル!!10回は通うのに!!
現代では、トップクラスの評価作品。

ストーリーはシンプル🙌
1組の家族を破滅に導く魔性の女。

この女、冒頭からすごい!!
捕まった理由は説明ないんだけど
多分、男を破滅に導いたんだろうね。
務所の窓から逃げ出し外の針だらけの
枠も下の僅かな隙間から逃げる。
セキュリティには大分問題有り笑😂!

そこからお金持ちの家に転がり込む。
ここでもいい味だしてるのが悦子バリの
家政婦のババア!!この方が誰よりも先に
あのこは、悪魔だよ。と睨む。
さすが、私の大好きなババア。

そこから上手く居座り
息子に父親に使用人の男を誘惑。

もうこの表紙から分かると思うんだけど
やっぱり足なのよ笑!!
ブニュエル足フェチには思わず
テンション上げの今回はやたら肩も出す。
肩を出し胸が見えそうな服で
男どもを誘惑。

勉強が大好きな息子の決め台詞。
君は、畑の草みたいだ!!
いや、それ褒めてねぇよ笑😂🙌

息子がなかなかなら、父は変態じじい。
誘惑女のハンカチーフの匂いを
嗅ぎながら彼女が映る窓辺を
見ては嗅ぐ!!この辺の変態具合は
最強にブニュエル節なんだけどね!

ラストは、鎌持ちだして...
後は奥さんが偉大!!
やはり、女は強くなきゃね。
相変わらず、全編名言だらけでした🙆‍♀️✨
あかね

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