自分の最低基準がドラゴンボールエボリューションとデビルマンなので、それに比べたらアメリカナイズされているけどだいぶマシかなぁ、アトムとして見なければ普通に子供向けとして面白いです。
暗すぎる浦沢版MonsterアトムのPlutoよりは全然好きです。
おなじみの衣装がアメリカ版は随所随所にしか出てこないのも我慢しますし、アトムは英語じゃおならの意味だからアストロボーイなのは仕方ないですが、エンドロールでアトムの音楽そこはinsutoでいいから流そうよ!と。期待してたのに!
父子愛としては結構よく出来ていて、天馬博士とアトムの葛藤や、召使いロボがアトムの帽子をかぶっていて天馬博士が怒った時に「その帽子好きじゃないから!」とアトムが庇った時の天馬博士がぎゅっと握りしめていた帽子のくだりなどきっとトビーとの思い出が詰まっている帽子なんだろうなとか思いましたが、そのエピソード入れなさいよと。つかアメリカはなんでか父子愛大好きですよね、なんでだろ?
ヒョウタンツギやヒゲオヤジなどが登場していたりときちんと手塚治虫ファンにもアピールはしているし、ロックかミッドナイトもこっそり出して欲しかったですが酷評されるほどつまらなくない作品でした。
もちろんニコラス・ケイジの天馬博士は良かったです。