ノットステア

ダイナソーのノットステアのレビュー・感想・評価

ダイナソー(2000年製作の映画)
3.9
二回目に観た日∶2024/1/28


○Disney+紹介文
勇気と信じる心、そして希望を頼りに困難に立ち向かう恐竜の仲間たちの冒険を、特殊効果を駆使しアクション満載で描いた作品。6500万年前、卵の時に巣からさらわれたイグアノドンのアラダーは、陽気なジーニーや優しいプリオたちキツネザル一家に育てられる。しかし突然の巨大隕石の衝突により、アラダーたちは安全な場所"命の大地”を目指し他の恐竜の群詳れに加わることに。その道中で、年老いたブラキオサウルスのベイリーンや、スティラコサウルスのイーマ、活発なイグアノドンのニーラと友達になる。食糧危機やカルノタウルスの攻撃から身を守るために、全員が一致団結しなければならないなか、アラダーは群れのリーダーであるクローンと衝突してしまい…。



○感想
懐かしい〜。昔一度観たことあるけど内容覚えてなかった。
何で久しぶりに観ようと思ったかと言うと、きっかけは友人。
この前(2023年10月頃)、友人と懐かしい映画のタイトルを言い合ってより懐かしいタイトルを言ったほうが勝ちというゲームをした笑
僕はその時『チキン・リトル』『バグズ・ライフ』を出したが、友人が出したのは『ダイナソー』。お互いお酒を飲んでたからか知らんけど、めっちゃ笑った。

改めて観たけど80分だから短い映画だけど、もっと短く感じた。テンポも良いし楽しめた。
ずっとトリケラトプスだと思っていたけど、スティラコサウルスって言うのね。よくみると確かに角の数が違うわ。

Filmarksの評価がなんで3.3という低い数字なのか不思議。まぁ、すんげぇ感動するわけじゃないけど、面白かった。映像も綺麗だし。自然に関しては実写かと思うくらい。

ジャンルはロードムービー(と言っていいのかな?自動車出てこないけど。。。)
テーマは希望、運命を切り拓くこと、とかかな。

以下、ネタバレあり。















独裁的なリーダーとその部下が生き残れないのが意外だった。パワハラ上司よ、救ってやらんぞ。滅びてしまえって感じ?



○あらすじ
イグアノドンが卵を産む。そこに肉食恐竜がやって来る。逃げる恐竜たち。イグアノドンの卵は踏み潰され、一つしか残らない。その卵がたぶん食べようとしている恐竜たちに運ばれていく。猿の住処にその卵が落ちる。イグアナドンの赤ちゃん。父ザルは凶暴になったら危ないから殺そうと提案。でも赤ちゃんが可愛くて殺せない。アラダーと名付けて育てる。

成長したアラダーと猿たちの遊び。猿たちの求愛ダンスの日。
隕石が落ちてくる。アラダーたちは水の中に飛び込み逃げる。

小さな肉食恐竜に追われる。
アラダーたちは命の大地を目指して移動している草食恐竜の群れと出会う。アラダーたちも群れに混ぜてもらう。
群れのリーダーは弱い者は切り捨てる方針。

かつて水があった場所にたどり着く。水がない。
リーダーは部下に水を探しに行かせる。
スティラコサウルスとブラキオサウルスのおばあちゃんたちはもう力尽きそう。アラダーは地面の下に水があることに気づく。水があるとみんなに知らせる。
リーダーはアラダーやおばあちゃんたちを押しのけ水を飲む。他のみんなも自分のことしか考えないで走ってくるから危ない。

水を探させていた部下はカルノタウルスに襲われる。一頭は食われ、一頭は逃げてくる。逃げてきた部下は傷だらけで、しかもカルノタウルスは後をつけてくる。

スティラコサウルスとブラキオサウルスのおばあちゃんたちは群れの移動スピードについていけない。アラダーはおばあちゃんたちを見捨てることはできず、群れと逸れる。

目の前に見捨てられた部下が現れる。力尽きそう。
アラダーたちは洞穴で休むことにする。部下のことを気にかけ、洞穴に来るよう促す。部下は最初はひとりでもいることにするが、雨が降ってきて洞穴に来る。

スティラコサウルスおばあちゃん「あそこ(命の大地)に着いたらクローンに言いたいことぶちまけてやる!」
アラダー「言ってやれ!」

母ザルは傷薬を部下に塗ってあげる。

クローンの部下「あの小僧はなぜみんなに虚しい希望を抱かせる?」
母ザル「希望があるからここまで来られたの」
クローンの部下「なぜみんなに運命を受け入れさせない?オレは受け入れる」
母ザル「あなたの運命って?」
クローンの部下「ここで死ぬ。それがさだめだ」
母ザル「死ぬのは希望を捨てたときよ。運命は自分で切り拓くの。」

洞穴にカルノタウルスが二頭やって来る。
気づかれる。
おばあちゃんや猿たちを奥に逃がしている間に、アラダーは尻尾を噛まれる。ピンチ。部下が助けてくれる。岩が崩れたことでカルノタウルスの一頭は死に、もう一頭は逃げる。しかし、部下も死んでしまう。

アラダーたちは洞穴の行き止まりまで進む。岩をどけることができれば出口。しかし岩が大きくてアラダーは諦めてしまう。

アラダー「僕たちはここで滅びるんだ」
ブラキオサウルスおばあちゃん「そんなわけないわ。だってここまで来たじゃない。今諦めたら水の泡よ。それでいいの?情けない。見損なったわ。情けない。もう忘れたの?私みたいな年寄りでもまだ何かできるんだって、そう信じさせたのはあなたよ。ねぇそうでしょ。あなたなのよ。私は希望を捨てる気なんかないわ。私は絶対にこんなところでは死なないから」

みんなで岩を押すと出られる。そこは命の大地。
スティラコサウルスのおばあちゃんはいつもの通り道が崖崩れで塞がってしまっていることに気づく。みんながやって来れない。

アラダーは群れの仲間のために走り出す。
アラダーは安全な道を教えると言うが、リーダーは従わない。リーダーはアラダーに襲いかかる。リーダーの妹がアラダー側につく。群れのみんなもアラダー側につく。リーダーは一人崖を登り始める。
そこにカルノタウルスが一頭やって来る。
アラダーたちは固まりになって威嚇。カルノタウルスは襲ってこれない。
カルノタウルスはリーダーを襲いに走り出す。リーダーの妹とアラダーは助けに行く。

アラダーはカルノタウルスを崖から突き落とす。
リーダー死亡。
みんな命の大地へ。

アラダーとリーダーの妹の子どもが生まれる。