デニロ

女生きてます 盛り場渡り鳥のデニロのレビュー・感想・評価

3.5
タイトルロールに内海和子(子役)と出て、急いで計算した。1972年製作公開。原作タイトルロールに内海和子(子役)と出て、急いで計算した。1972年公開。原作タイトルロールに内海和子(子役)と出て、急いで計算した。1972年製作公開。原作藤原審爾。脚本掛札昌裕、森崎東。監督森崎東。そうか、年齢は合うなと思いながら観ていた。

熱心な森崎党でもなかったけれど70年代半ばの作品はよく観ていた。というより、田舎では旧作の名画など見る機会もなく、公開される新作をひたすら待ち、観るだけだったのです。あれやこれやの選択などできず、せいぜい財布と相談して観たい映画のことだけをかんがえる。そんな高校時代。森崎東がこの夏亡くなった。享年92歳。松竹で撮っていた頃にはお世話になりました。

本作は、森繁久彌の新宿芸能社でのお話。お相手は、中村メイコ。よく分からない性格破綻者に川崎あかね。お座敷ストリップの斡旋所のお話だけあって女性の裸は沢山出てくる。尤も、当時はどんな映画にも裸は付き物だってと思うけれど。明るく、楽しい東宝の青春映画以外は。

財津一郎が森繁久彌を喰ってやろうと意欲満々で、森繁の辟易している表情がおかしい。
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