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男はつらいよ 純情篇のOSHOのレビュー・感想・評価

男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)
3.4
『男はつらいよ』シリーズ6作目。

DVをふるわれる若い母役に宮本信子、
宮本信子の父親役に森繁久弥、
森繁久弥と渥美清、
昭和を代表する喜劇役者の共演。

寅さんが旅をしている間に、車屋に間借りしているのが、今作のマドンナ、若尾文子。
『男はつらいよ』シリーズはいつも俳優陣が豪華。

ストーリーは、上記の俳優たちとは関係なく、
タコ社長の工場から博(寅次郎の義弟)が独立するかどうかがメイン。

私は『男はつらいよ』シリーズで観たのはこの映画で14作目だけど、ストーリーについて語る映画でもないし、野暮だけど、ストーリーという意味では14本のなかでは一番薄かった。
上映時間も山田洋次監督作では最短の90分。

映画は笑えるし、渥美清さんの演技は素晴らしいけど、初期のころの車寅次郎って男は本当、どうしようもない奴^^;
見ている分には楽しいけど、親戚や友達だったらかなり嫌かも^^;

倍賞千恵子さんが演技でなく、たぶん本当に渥美清さんに笑ったシーンは好き。
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