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男はつらいよ 純情篇のkazu1961のレビュー・感想・評価

男はつらいよ 純情篇(1971年製作の映画)
3.8
▪️Title :「男はつらいよ 純情編」
Original Title :※※※
▪️Release Date:1971/01/15
▪️Production Country:日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-276 再鑑賞
▪️My Review
☆シリーズ第6作、今回のマドンナは若尾文子
寅さんが美人の人妻に一目惚れをしてしまう。大映のトップスターとして活躍した女優・若尾文子、日本映画界を代表する名優・森繁久彌などベテランと、渥美清の競演は圧巻です。妹さくらへの想い溢れる前半の描写が、ラスト近くの柴又駅でのさくらと寅さんの別れの場面の伏線となり、シリーズ屈指の名シーンとなりました。後においちゃんを演じる松村達雄が、スケベな医者をコミカルに好演してますね。
それにしても若尾文子の所作は素晴らしいですね。昭和の女性らしさそして妖艶なところもあり流石です!!
今回の若いっ!!は宮本信子ですね。
続けてみると、おいちゃんの「馬鹿だね〜」「知らねぇよオラァ〜」が耳について離れません(笑)。

ロケーション
● 夜汽車
● 山口県 港の側のそば屋
● 長崎県 長崎市 長崎港 大波止
● 長崎県 長崎市 旅館丸重
● 長崎県 福江市(現・五島市)、五島列島 福江島
● 静岡県 浜名湖

▪️Overview
赤ちゃんを連れた若い女・絹代(宮本信子)に、さくらの面影を見て、一夜の宿を世話する寅さん。情にほだされ、寅さんは絹代と共に、彼女の父・千造(森繁久彌)の住む、五島列島の福江島へ。望郷の念にかられた寅さんが柴又へ帰ると、つねの遠縁にあたる、美しき人妻・明石夕子(若尾文子)が、夫と別居して二階に間借りをしていた…
松竹映画『男はつらいよ』シリーズは、山田洋次原作・脚本・監督(一部作品除く)・渥美清主演で1969年に第1作が公開され、以後1995年までの26年間に全48作品が公開された国民的人気シリーズです。69年8月27日に第1作を公開したことから、シリーズの歴史が始まりました。83年、“一人の俳優が演じたもっとも長い映画シリーズ”としてギネスブックに認定。日本中から愛される作品として、渥美清さんが亡くなるまで作り続けられました。このシリーズは原則としてお盆と正月の年2回公開されたが、お盆公開の映画の春から夏への旅は、南から北へ、正月公開の秋から冬への旅は、北から南へ旅することが多かった。画面に映し出される日本各地の懐かしい風景が、シリーズの魅力の一つでもある。
観直して、往年の大俳優の若い頃が観れるのも楽しみですね!!
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