ポケ文太郎

周遊する蒸気船のポケ文太郎のレビュー・感想・評価

周遊する蒸気船(1935年製作の映画)
3.9
1935年 アメリカ🇺🇸

ウィル・ロジャース主演
ジョン・フォード監督のドタバタコメディ

W・ロジャース主演3作品の中で一番笑いました

1890年、ミシシッピー川を往来する蒸気船の乗組員や乗客達のお話

今回のウィル・ロジャースの役は先住民の伝説の少女ポカホンタスの媚薬というアルコールを売る男
今までの人の良い役よりちょっと口が上手い詐欺師のような今回の役の方があっていたような気がします

甥っ子が地元の“沼地に住む娘”を助けるため殺人を犯してしまい死刑判決が下ります
正当防衛を認めさせるには唯一の目撃者を見つけなければ!

この目撃者がニューモーゼ!
変な教祖様です

後半驚くくらいのドタバタ劇になるのですが、キーマンがこの“ニューモーゼ”
まさかフォード監督の作品でこんなに爆笑するとは思いませんでした

『プリースト判事』に引き続きステピン・フェチットも出演しています

ウィル・ロジャースは本作の公開直前に飛行機事故で亡くなっています 享年55歳
ポケ文太郎

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