任侠映画のスタイルを取りつつも実際は懐かしき昭和の東京へ想いを込めた石井輝男流ノスタルジー映画、ただ新東宝時代に逆行したかのようなモダンさやつげ忠男原作ならではの社会の底辺で暮らす人たちへの共感とい…
>>続きを読む当時リアルタイムでは悪趣味ブームの中異常性愛路線が注目されていて、石井輝男再評価が凄かった90年代半ば。当時高校生だったけど、とんでもない刺激を求めてそのへんの作品をよく見ていて、それが僕にとって邦…
>>続きを読む加勢大周と岡田奈々だから独特の雰囲気になってるけど、ちゃんと輝男ワールド。新東宝作品を観たあとにこれを観ると、女豹ダンサーも新東宝ぽいし老いたハンサム吉田輝雄にしみじみしてしまう。
エロもグロも半端…
かなり大好きな世界、泣いてしまうよこれは。赤線のネオン、自転車、雨、、。石井隆+寺山修司といった感じもあり郷愁を誘うのかもしれない。胎盤を2人並んでせっせと切り刻むシーンが昔話の挿絵みたいで、おぞま…
>>続きを読む無頼にゃ無頼の死に様がある…ってな具合に、金子光晴の詩と共に、冷たい雨に送り出される旧加勢大周が沁みる…。個人的ピークは当然胎盤から血を搾り取る仕事に従事してる佐野史郎と金山一彦の横並びなんだけど、…
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