フランケンシュタイン 恐怖の生体実験のゆっきーのレビュー・感想・評価

まぁまぁ。テレンス・フィッシャーのこのシリーズの中では｢自然の摂理から外れた背徳的実験によるゾクゾク感｣が薄く、サスペンスに寄っている。
サスペンスと言っても犯罪者側視点のラング的なもので、特に埋めた死体が下水管の破裂で顕になる場面などはハラハラはする。が、テレンス・フィッシャーに求めているのはコレジャナイしラングなんかと比べると当然落ちる。

頭蓋骨を鋸で切る音はなかなか生々しくてよかった。
カッシングが女の半裸を見て欲情して襲う場面はなかなか珍しい気がする。

• #2022Jun.riazor511