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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのfuoのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

航空パイロット、医師、弁護士などに偽装し、世界中で小切手偽造を行ってきたフランク・W・アバグネイル・Jr(レオナルド・ディカプリオ)。次々と偽造を重ねるフランクと、彼を追うFBI捜査官のカール・ハンラティ(トム・ハンクス)のやり取りが描かれた作品。

面白かったです☺︎
後味がとても良いですね。扱われるのは犯罪なのですが、人間味のある作品なので雰囲気が温かく素敵でした。

天才詐欺師と称されるだけあってフランクが軽快に平然と罪を重ねていくのが痛快でした。実に身のこなしが軽やかなのですよね。彼の地頭の良さがよく伝わります。

また、彼が犯罪を重ねるようになった、バックグラウンドもしっかり描かれているのが良いですね。それを知ると、少し切ない気持ちになることもあって良い塩梅でした。

そして、カールとのやり取りも魅力ですね。次第に距離が縮まっていくのが良かったです。フランクにとって、もう一人の父親のような存在ができたようで素敵でした。自然に入るエンドロールが温かみがあって堪りません☺︎
fuo

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