内臓マン

パーフェクトブルーの内臓マンのネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

初心者百七十七作品目!!!

【概要】
レンタルビデオで視聴。
初今敏映画!!!

【感想】
負のオーラを全開に詰め込んだようなスーパー混乱アニメ!

今敏監督作品は、「妄想代理人」を少し齧った程度だったので、じっくり見たのは初めてかも。
本作ではキレっキレでカッコよすぎる今敏が見れます。

ひたすら「自分VS自分」を繰り広げるだけ。
作中の現実や理想、夢などの境界線はもはや引かれておりません!
圧倒的入れ子構造!!!
それでもこんだけ面白く、わっかりやすくしてる制作陣の技量よ!

アニメならではの極端な世界観だからこそ出来た、心理描写や残酷シーンの数々は唯一無二の出来。
結構ショッキングシーンも多めで、アングルとかもそこで一気にサイコ映画になる感じ。
キモイ~~~!(褒めてます)
その後のアニメや、映画にも多大なる影響を与えていること間違いなしですね。

温度の低い映像と声の質感も相まってめっちゃホラーですよね…。
時代が生み出したアニメ映画!

強キャラの連続パンチも「妄想代理人」に通ずるところはありました。
キモイキャラはとことんキモイ。
そーゆーとこハッキリしてて個人的に好き。

鑑賞後頭ごちゃつく映画ランキング(個人的)No.1 でした!!!

最後の敵はいつも自分。

【終わりに】
序盤に共感させといて、後からぶん回すスタイルにマジで弱いなワシ…。
何度か泣きそうになった。
未麻ちゃん~~~~~~😭
内臓マン

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