アンソニー・パーキンスが『サイコ』のノーマン・ベイツ役をそのまま引きずる感じの役どころのサイコ・スリラー。
少年時代に起こした事件で入っていた矯正施設を保護観察付きで退所したデニス(アンソニー・パーキンス)は斡旋された工場で働き始めるが、妄想癖は完治しておらず、自身がCIAの秘密工作員になりきり、工場が川に垂れ流している赤い廃液について潜入捜査している体で動く。
高校の校庭でマーチングバンドの練習をしていたスー・アン(チューズデイ・ウェルド)に見惚れたデニスは彼女を巻き込み、ある計画を決行するが・・・
当時の美少女アイコン(セクシャルなロリータ系)だったというチューズデイ・ウェルドが、まさに可愛い顔して毒草。
アンソニー・パーキンスを凌駕するサイコっぷりが見どころです。
ニューヨーク映画批評家協会賞: 脚本賞
町山智浩さんオススメ作品。
https://youtu.be/s2HKI8raisE