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226のLIBROのレビュー・感想・評価

226(1989年製作の映画)
3.0
極彩色のエンターテイナーと呼ばれる五社英雄監督だけあって、実に演出とカメラアングルが綺麗。青年将校たちがした事は動機は何であれ、クーデターなのだが、それを忘れさせるほどに演出・見せ方が上手い。俳優達みんなが軍服着てても違和感がないのも良いポイント
映画の勉強の観点ではもっと高い評価になるかもだが、面白さで星をつけるとこの評価に落ち着く
【余談】
youtubeに2・26事件の傍受音声があるので、見てみると面白いかも
この後に世界大戦をして、この事件で一命を取り留めた侍従長鈴木貫太郎が、11年後に天皇たっての頼みで、高齢だったが講和のための内閣を組閣し、連合国と講和するのは歴史の因果を感じる
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