ねぎおSTOPWAR

オオカミの誘惑のねぎおSTOPWARのレビュー・感想・評価

オオカミの誘惑(2004年製作の映画)
3.6
思いっきりな学園もの!
2004年だから「シュリ」などがバババッと作られた韓国映画大変革期というか、政府支援のない映画が初めて作られた頃のほぼ同時期。
「冬のソナタ」がNHKで放送されたのが2003-4年。
日本の配給は懐かしきシネカノンです。
ちょうど最初の韓流ブームに乗った頃なんだけど、この作品の製作自体はブームとは関係ないわけで。
でもたぶん当時の製作者ってフジテレビ月9なんかは相当研究というか、なんとか取り寄せて観てたんだと思うな。見事な三角関係‼️

しかしさすが韓国なのは、そこに血の因縁を持ってくるとこ。特にテレビドラマは何かと交通事故、記憶喪失、突然発覚する難病、出生の秘密、秘密を抱えたまま親や祖父母が死ぬ・・ってね。もう最近はそこから脱却していて、今アイドル的なものが来てる感じですね。

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前置きが長くなりました。

「猫の恩返し」のハルが実体化したようなイ・チョンアが田舎からソウルにやってきた女の子。
それをイケメンの二人カン・ドンウォンとチョ・ハンソンが争って追いかけるという映画です。
まあ「花より男子」はじめこういうのは日本がお得意ですからね。かなり既視感。

イ・チョンアはデビューではないけどほぼ演技経験なくて、監督さんも大変だったそうです。ちょうどファーストシーンが撮影初日だったそうで、観てわかりますね!笑
でもそれにしては上手ですよ、なかなか。
実は色々経験あったのってチョ・ハンソンだけで、カン・ドンウォンもね、良い意味で若い勢いの演技です。
総じて垢抜けてはないけどなんかパワーに引っ張られましたね。どこか懐かしい青春ラブストーリー‼️

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