Rosso

ヒックとドラゴンのRossoのレビュー・感想・評価

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)
4.3
劇場公開の新作に向けて、もう一度鑑賞よ!
 
改めて超好き。面白い!
このクソみたいなジャケ写とお子様向け感丸出しの邦題まじで何なんだよ...
HOW TO TRAIN YOUR DRAGONなんだよなあ〜くう〜!

あとはビュンビュン転調しながらこれでもかと流れてくれる劇中挿入曲がまーじで神曲。
(最高すぎてiPodにも入れてます)
サントラ無いんすかね、流れた全ての調のメロディ聴きずり舐め回したいんだが。

親父の牛耳るバーク島の典型的なうわぁ...感と、これぞ今の社会の生き方!というヒックの立ち振る舞いや試行錯誤と創意工夫が堪らないです本当に!

欲を言うと、ボスポジのクソデカドラゴン相手にもまずは"仲間になりたそうにこちらを見ている"狙いを試して欲しかったのは大いにあるんすよ。
ここが超勿体無いんやが、諸悪の根源はいつの時代も問答無用でぶっ飛ばされる世の条理やから多少はね。

アスティも最高だね〜
ぷんぷん怒っちゃってもう可愛いな〜
見事な掌返しに天晴れ。

そして掌返しと言えばみんな大っ嫌い髭もじゃ父さんですが、これはヒックの人間力の高さが相対的に浮き彫りになったっつう意味では良い仕事してるよ。
普通ここまでの仕打ちと扱いを受けたら、いくら親でも許せないと思うし、増してや彼は父さんにごめんねまで言っちゃいますからね。
はえ〜、よく出来た息子なこと。
僕みたいな器の小さい根に持つタイプの人間からすると素直に平伏します。

序盤のちょっと取っ付きにくいキャラデザかな〜の渋みがトゥースと打ち解け合うあたりから嘘のように馴染んできて最早各キャラが愛おしくなるこの素晴らしさ。

公開までに2も復習してテンション上げて行こうと深く誓った次第です!

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以下、2018.08.01の感想

ジャケ、もっとなんかあったやろ。。。
勧められてから視聴に至るまでどれだけ年月費やしたよ...

いや〜非常に良かったですよ。
ヒックの要所での振る舞いや行動がたまらんね、ええ。
おま、悪くねえよ でも謝れるのかなり人間力高いぞこの少年。

まあ王道って言われればそれまでなんだが、言葉にするのが難しいワクワクさ っていうのかな。
クッソこども用な、とにかくアクション全振りでもないのだが、いやはやワクワクするんですよ。
しんどいシーンや親父胸糞シーンも小さじ一杯あるけど濃くないから嫌に過度に苦みが残ってこないし。
バランスも上手かったんじゃねえかなと!

まあ皆さん仰ってますけど、詰めが甘いというか矛盾生じちゃうところはたしかにある。
まあでも闘い方や作戦はヒックらしさが溢れてたし、ええんやない?(激甘採点)

最初音声英語の字幕日本語でスタートしたんやが、開始5分で「これ音声日本語のがええかもしれん」と舵を切って正解だった。
非常に見やすく聴きやすかったぞ。

最期に一つ、バイキングは手のひら返しが一種の伝統芸能なんすかね?
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