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ヒックとドラゴンのkahoのレビュー・感想・評価

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)
4.1
期待を上回る面白さでした!

ドラゴンがカッコよくないと思って未鑑賞だったのが悔やまれます。

みんなと違うヒョロヒョロなヒックが、全てを変える。

自分と違う息子に悩むお父さんが、会話を紡いでくれなかったり、勝手に盛り上がったり、失望したり。すごく切ない気持ちになるけれど、それで簡単に諦めないヒックに涙が。。期待に応えたい気持ちと本当の自分と、間で悩む姿に共感。

殺せなかった理由を言うシーンがとてもいいです。
集団対集団の争いって、個人として見れば争う理由なんか無い。
すごく簡単で難しい、重要なテーマを感じました。お父さん含めて、基本的にバイキングみんな潔よくて、良いキャラなのに救われます。

物語が進むうちに、トゥースに可愛さを感じ始めて、最後にはドラゴン全部がかわいく思えました。

喋れるわけじゃないんだけど、表情豊か、仕草から気持ちが伝わってきて、すごく癒されます。
続編もみなくちゃ!
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