佐藤

イレイザーヘッドの佐藤のレビュー・感想・評価

イレイザーヘッド(1976年製作の映画)
3.5
2022.05.10.

見始めて10分で見るのをやめてしまった作品

このタイトルみたいの誰に何の参考になるんだ🤣🤣🤣

いや、でも、一つだけ確かなことがある。

僕は、意識めっちゃ低いやつだし、色々疲れた平日に、訳が分からない意識が高い映画を一時間半見続けることはできないということ。

僕は、映画はエンターテイメントであることが大前提であると思っている。
なので、その条件が満たされて初めて僕はそれを映画と呼びたいし、そうでないのならそれは映画館で流された、テレビで流された、ストーリー仕立ての教養動画なのだと認識している。

いや、まったくの暴論であることは承知している。

それにきっとこの作品にはとてもとても高い価値が、それこそ歴史的な価値があるのだろう。
しかし、僕にはそれを楽しむだけの教養も忍耐力も、それに時間もなかった。
僕に理解できたのは、ノストラダムスの予言のような解釈が如何様にもできる内容だということと、主人公の髪型めっちゃ草生えるってことだけでした。

軍人か、スパイか、犯罪者が主人公で、銃が出てこないと楽しめない僕にはどだい無理なことだったんです。

うん、なんか一つだけって言ったのになんか20個くらい言った気がするな😅

もしも、このレビューで不快な気持ちにさせてしまった方がいたとしたら申し訳ありません。
僕は耐えられないので、諦めてアメリカンサイコでも見てきます。



2022.05.14.

※ネタバレが多分に含まれます。





リベンジして全編をちゃんと鑑賞しました。

大筋では

望まぬ妊娠→仕方なく結婚→妻が実家に帰る→夫が一人で子供を育てる→なんだかんだでちゃんと育てる→子供が病気になる→子供中心の生活ですっかり自分というものを失う→不倫(願望?)を繰り返す→子供を殺す(という妄想)→また不倫(の妄想?)

ってことなのかなと解釈した。

彼女の妊娠はまさに悪魔の所業かのような最悪の出来事だったということなんだろう。

やたら頬がふっくらしたかわいらしい感じで、何度も流産してるようなタイプの女子が好きなのか。

不倫願望があった、もしくは実際に不倫をしたが、妊娠の恐怖から一線は超えられなかったということか。

ってことぐらいしか、分からなかった。

窓の外が壁なのは閉塞感のある生活を表わしてるのか。

チキンは出産なのか、もしくは「このチキン野郎!」ってことを表わしてるのか(これはさすがに違うと思うけど笑)

子供がヘンリーの顔を持ってった先で「合格!」って言われてるけど何が合格なのか。
その時期に映画監督として認められでもしたのかな🙄

義父の腕の話とか、チキンのくだりで義母が呻くとこととか、義母がヘンリーに詰問しながらキスするところとか、やはりどう解釈していいのか分からないところが多かった。

娘さんが9歳頃にこの作品を作ったらしいが、娘さんはこの作品や父親のことをどう思ってるのか。
下手したら、それこそ〇〇してやりたいくらい憎んでるんじゃ・・・

僕が今日最も失敗したと思ってるのは、煮手羽先を食べながらこの作品を見てしまったことだ。
赤ちゃんは煮手羽先にそっくりだった。
隣人の女性が玄関先に来て、赤ちゃんの口を抑えてる時なんてもう煮手羽先と色までいっしょだった。
赤ちゃんが病気になった時なんて、びっくりして煮手羽先を落として服を汚してしまった。

今後、きっと僕は赤ちゃんを見る度に「煮手羽先かわいいなあ」と思うに違いない。
佐藤

佐藤