クリムゾンキング

暗黒の恐怖のクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

暗黒の恐怖(1950年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

密航者が賭博のいざこざでチンピラに殺された。
そこまではまだいいが、実はペストに罹患してたからさあ大変!
パニックになるので公表もできない。暗黒街の住人は信用第一なので他人を売らない。リミットは発症までの48時間!

世界的パンデミックを経験した現代だから言えることは「え?!そんな感染対策でいいの!?」となってしまうんだけど、そこはひとまず置いておいて、全くに手掛かりなし、おまけに死へのカウントダウンというリミット付きのおかげで最後まで緊張感あってよかった。

時代的なもので、前半と中盤のロマンス要素がいささか作品の緊張感を弱くしてしまっているとはいえ、それでもとても面白い作品だった。