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姿三四郎のktyのレビュー・感想・評価

姿三四郎(1943年製作の映画)
4.0
1943年黒澤明監督第一作。
勧善懲悪のアクション娯楽作品だけど第一作だけあって、いろんなことを試してるなぁと感じ入りました。
例えば
・下駄の背景の移り変わるシーン
・虫の音が蛙の鳴き声になり鶏が鳴く声に変わることにより昼、夜、朝の流れを強調
・子供の童歌が物語と連動
・ハスの花の精神的な支柱の暗示
・静的な映像に対位法的に音符の動きのある旋律を続ける
・悪役のデフォルメしたキャラ
・決闘に音楽を排除しひたすら木枯らしの音効と風を吹かせ他のシーンと差別化
など実験的かつ遊び心のある演出が楽しかったです😊
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