てんやわんや

シンドラーのリストのてんやわんやのレビュー・感想・評価

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)
4.8
いつ簡単に人が殺されてもおかしくない状況に終始緊張感がすごかった。
ゲートが許しを見せてもいつ撃たれるかわからない。
人が簡単に殺される虚無感と慣れが本当に怖かった。
シンドラーは表立ってユダヤ人たちを救うわけではなく(もちろんそんなことはできなかったわけですが)あくまでも自分の利益のため、儲けるための雇用というポーズですが、終戦後のもっと救えたかもしれないと泣き崩れる姿にやっと彼の本音が見えて深く印象的だった。
長い映画なのにダレることなく見れるのがすごい。
名作。今だからこそたくさんの人に観てほしい映画。