内容は、倫理観がおかしい科学者の子育て奮闘記で、まぁ、案の定、何も起きないはずがなく…
といった感じでした。
ブレーキ役がいない(機能しない。実はアクセルだった)ため、どんどんヤバい方向にいってしまう。かといって、謎の生物が大暴れを見せてくれるかというと、最終盤まで、そうでもないため、なんだか、モンスターパニックを期待してると微妙だと思います。
むしろ、全編を通して、妊娠出産、子育てや親子関係、性別などに関して、高尚な話しを表現したいのだろうなと思うのですが、察しが悪いため、モヤモヤしている間に終わってしまった…
ラストは『ザ・フライ』っぽいのかな。
というか、なんとなく『ザ・フライ』の親子関係版のようなものを目指しているのかなと思いました。
終盤での主人公達のやりとり: 女性科学者「頭がおかしいわ。やってはいけないことがあるはず」じゃないんだよ。確かにそうなのだが、どの口が言うんだよ。この場面には思わず笑ってしまった。